採用に関わる業務を担当している方であれば、求職者に面接を辞退されたり、当日にドタキャンされてしまう経験は珍しくないでしょう。
一般的にアルバイトの面接といえば、「採用側が欲しい人材を選ぶ場」と捉えられがちですが、実は応募者が「本当に働きたいか、働くに値するか」を見極める場でもあります。求職者が複数の企業・店舗を選択できるようになっている現在の採用マーケットの中で、面接率を上げるためには、面接に至るまでのステップを見直すことが必要です。
PATTERN 01
面接設定まで至らない
連絡の途中で辞退になった。
応募があったので電話やメールなどで対応したが、
返信がなかった。もしくは途中で連絡が途切れた。
求職者の心理
PATTERN 02
面接設定までは進んだが、
辞退された、面接に来なかった
面接日時の設定をしたが、
当日までに辞退になった。
もしくは連絡もなく、ドタキャンをされた。
求職者の心理
面接率を上げるためには、求職者の心理を理解することが大切です。
ポイントを抑えて、面接率の向上を目指しましょう。
応募からのファーストコンタクトが早ければ早いほど、先につながる確率は高くなります。アルバイトやパート採用の場合、可能であれば応募当日に面接を実施したり、求職者の日程が合わせやすいようにWeb面接を導入したり、求職者の気持ちが変わらないうちに対応を進めることで、面接率を上げることができます。
「電話をした際、後ろから大声で雑談する様子が聞こえてきた」「企業から来たメールが、ビジネスマナーを欠いたものだった」これだけでも、応募者の志望度はグンと下がってしまいます。「ここで働いてみたい」と思われるような丁寧な対応を、社員、アルバイトを含めた従業員一同で心がけましょう。
知らない電話番号からの着信は出ない、という方も増えてきています。電話に出なかった場合でも、「応募を受けて連絡したこと、面接の日程調節をしたいこと」を留守番電話に残したり、SMSを送ることで、次の連絡につながるような工夫をしましょう。求職者目線で連絡の取りやすさを考えることが大切です。
面接場所の最寄駅、地図を教える(GoogleマップのURLなどをSMSで送るなど)、日程変更を簡略化する、面接前に日程確認の連絡を入れるなど、応募者の手間を省くことが面接率の向上へ繋がります。チェックリストを活用し、できるところから改善を図りましょう。
人事担当者がどれだけ意気込んでも、当日に面接のすっぽかしやドタキャンが発生する確率をゼロにすることは難しいものです。それでも、面接辞退をされないために、できることはやっておくというスタンスが大切です。
応募者が「面倒くさい、嫌だな」と思ってしまう要因は、先回りして解消をしておき、できるだけ求職者の目線に立って採用活動を行うようにしましょう。
求める人材を採用するためには、できるだけ多くの求職者と接触することが有効です。まずは面接に来てもらわなければ始まりません。「忙しいから」と後回しにせず、早い対応を心がけるなど、応募対応の見直しを図りましょう。また、マンパワー不足で手が回らない場合は、採用管理ツールなどを導入することで、効率よく業務を進めることができます。プレシャスパートナーズでは、企業様の採用課題に合わせた解決策、サービスをご提案いたします!お気軽にご相談ください!
営業担当S.R.
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