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更新日:2023/11/01
政府主導による三省合意改正などといった新卒採用に関するルール変更や、新型コロナウイルスの影響による採用手法の多様化など、近年の新卒採用活動は目まぐるしく、柔軟な対応が求められています。
25新卒採用を始める企業が増えてきているなか、情報収集にリソースを回せていない企業や、新しく人事部に異動して新卒採用担当者になった方向けに、いつでもすぐにトレンドや情報を確認できるよう、新卒採用ノウハウをまとめた記事を作成しました。
今回は、基礎知識を把握できるよう新卒採用トレンドやノウハウをフェーズ別に解説します。
新卒人財紹介サービス
「WinC Agent(ウインクエージェント)」のサービス資料です。
学生個人の価値観や志向性に合わせたサポートで、企業理念やカルチャーにマッチした新卒人財を紹介します。
目次
今までの採用現場は応募受付後に求職者とコンタクトを取り、動き出す流れで採用活動が行われていました。
しかし、近年では少子高齢化による人材不足が慢性化しており、企業は求人を開始しても、想定よりも応募数を獲得できなかったり、応募者の中に採用できる人材がいないといった問題が生じ、ダイレクトリクルーティングやSNS採用といった応募前からアプローチをする採用活動へと遷移しています。また、アプローチだけではなく選考フェーズにおいても “落とす採用”ではなく、“育成して採用する”考え方が求められています。
近年の新卒は、今までの世代とは違いZ世代と呼ばれています。
Z世代は、今までの世代とは価値観や考え方が大きく異なります。まずは、Z世代にはどういった特徴があるのかを認識しておくことが、採用活動を行ううえで重要となります。
採用活動は、採用計画を立てるところから始めます。採用活動を成功させるためには、最終目標(=採用)までのプロセスを細分化し、小さな目標をいくつも積み上げていくことが大切です。また、選考に社内の多くの人が関わるケースは特に、自社が求める人物像が明らかになっていないと採用基準にばらつきが出てしまいます。
KPIや求める人物像がはっきりしていると、採用戦略を立てやすく、求人手法や媒体の選定もブレずに行うことができるでしょう。
SNSの日常化や、業界業種特化の媒体の台頭など、求人手法や媒体が多様化する中で、自社にあったものを選定して、ターゲットに訴求することが母集団形成の成功のカギです。
まずは、母集団形成手法を把握してそれぞれの特徴理解しておくことが大切です。自社のターゲット層が活用しているか、自社の予算に見合うか、またそれを有効に活用するだけのリソースはあるか等、あらゆる角度から検証して自社に合うものを選定して採用活動を行いましょう。
リファラル採用の導入や特別選考ルートでの採用などで、選考フローが多様化する企業も多い昨今、選考に関わる社内メンバーや、面談の実施回数が多くなっている企業もあるのではないでしょうか。
選考活動は、社内メンバーと意思疎通を図り、面談・面接のメリハリと、選考基準を統一することが採用成功ポイントです。
近年では、転職ありきで入社している学生が多いため、“自社で長く活躍してくれる人材を採用するためには”という視点も考慮した採用基準を準備しましょう。例えば、「自社の理念共感度合い」や「自社のカルチャーにマッチする思考性であるか」などが挙げられます。
新卒採用は年々早期化しています。内定のみならず、早めに内々定出しを行う企業も少なくありません。
しかし、学生が内定や内々定を承諾するまでの期間、企業から何のアクションもしなければ内定辞退につながる可能性もあるでしょう。採用活動は学生が入社するまで続きます。内定を出した後も自社に惹きつける施策を実施する必要があるのです。
魅力的な学生の奪い合いが加速し、新卒採用の難易度が上がっているいま、採用担当者には多角的な手法を用いて採用していくことが求められています。
まずは、エントリー数を確保するために、求める人物像や採用目標人数など、細かく採用計画を立てなければなりません。その上で、エントリー確保からどう応募へつなげるか、面接や面談の実施回数、内定後フォローや研修内容など、採用フローの見直しも必要です。
新卒採用の業務は多岐に渡ります。計画を立ててしっかりと進めていくことが採用成功につながるでしょう。
■プレシキ!SCHOOL(プレシキ!スクール)編集部
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