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更新日:2025/07/15
求職者の価値観の多様化、採用手法の複雑化、媒体数の増加に伴い、採用市場は日々変化を続けています。その中で人事部門の限られたリソースでは、母集団形成から選考、内定者フォローまで多岐にわたる業務を効率的にこなすのは難しいのが現状です。こうした背景から注目を集めているのが「採用BPO」です。
本記事では、採用BPOの概要やRPO(採用代行)との違い、依頼できる業務内容、さらには導入がおすすめな企業の特徴まで解説します。
実際に人事が使用している採用KPIシートをもとに作成し、採用活動におけるKPIの設定方法を解説しています。
また、採用フェーズ別に進捗を確認・分析ができるシートもご用意。
過去のKPI実績から逆算方式で各段階の目標人数を設定できるため、ダウンロード後すぐにご活用いただけます。
目次
BPO(Business Process Outsourcing)とは、企業の業務プロセスの一部を外部の専門業者に委託することを指します。ビジネスプロセスという言葉が示す通り対象となる領域は広く、人事・経理・カスタマーサポート・マーケティング・コールセンター業務など、企業活動におけるさまざまな業務が含まれます。自社のリソースやノウハウが不足している領域を外部に任せることで、業務効率の向上やコスト削減、品質の安定化を図ることができるのが特徴です。
採用BPOとは、企業の採用活動における業務プロセスを外部の専門会社に委託する手法です。応募者対応や面接日程の調整、選考結果の管理など、採用に関わる幅広い業務をアウトソーシングできるのが特徴です。これにより、採用活動の業務プロセスを整理し、社内リソースの状況に応じて柔軟に外部パートナーへ委託することが可能となります。
採用BPOとよく比較されるものとして「採用代行(RPO)」があります。どちらも採用業務を外部に委託する点では共通しており、明確に線引きできるほど大きな違いがあるわけではありません。ただし、支援の範囲やアプローチには違いがあります。
RPOは応募対応や日程調整など、実務レベルの一部業務を請け負うケースが多いのに対し、採用BPOは「ビジネスプロセスアウトソーシング」という言葉が示す通り、採用活動全体を業務プロセスとしてとらえ、設計・運用・改善を一括して支援するのが特徴です。
採用BPOでは、採用活動のあらゆる工程を業務プロセスとして整理・委託することが可能です。対応範囲は企業の状況や課題に応じて柔軟に設計され、初期設定から応募対応、選考管理、面談実施まで幅広く支援が受けられます。
一般的に依頼できる業務をジャンル別にご紹介します。
採用BPOは以下の課題を抱える企業に特に大きな効果を発揮します。
ここでは採用BPOの活用を検討すべき企業の特徴を3つご紹介します。
採用活動は母集団形成から面接調整、内定通知、入社フォローまで業務が多岐にわたり、人事担当者の負担が大きくなりがちです。特に中小企業や少人数体制の人事部門では、採用業務が社員対応と重なり、リソース不足を招きやすくなります。
採用BPOを活用することで、これらの煩雑なオペレーションを外部の専門パートナーが担うため、人事担当者はコア業務に集中できるようになります。結果として、採用業務全体の工数削減と業務効率化を図ることが可能です。
また、特にリソース不足に陥りやすい繁忙期だけ、一部の業務を委託することも可能です。
採用BPOが特に効果を発揮するのは、人事担当者がコア業務に時間を割けず、日々の採用オペレーションに追われている企業です。前述の通り、採用活動は応募対応や面接日程調整など煩雑な業務が多く、これらの業務負荷が担当者の工数を圧迫しています。その結果、採用戦略の立案や面接内容の改善、人材要件の見直しといったコア業務に手が回らず、採用活動の質が停滞することも少なくありません。
煩雑な業務を外部に委託し、採用担当者は本来注力すべき戦略的業務へ集中できる環境を整えることが可能になります。
採用活動の成果を高めるためには、単なる母集団形成だけでなく、採用プロセスの設計やターゲット人材の明確化、選考フローの改善が不可欠です。しかし、日々の業務に追われる中で採用戦略の見直しに十分な時間を割けない企業も多くあります。
採用BPOを活用することで社内リソースを確保できるだけでなく、専門業者の知見やノウハウを活用しながら、自社の採用活動の課題を可視化し、戦略的な改善を図ることが可能です。これにより、採用活動の質そのものを高め、必要な人材の確保へつなげることができます。
プレシャスパートナーズは、創業以来20,000社以上の企業の採用支援を行ってきた実績を持つ採用コンサルティング企業です。豊富な支援実績と現場で培ったノウハウを活かし、企業の採用活動全体を戦略的にサポートしています。
同社が提供する採用BPOサービスは、アルバイト・パート、新卒採用、中途採用など採用形態や業種を問わず対応可能で、ペルソナ設計から応募対応、選考、内定後のフォローまで、あらゆる業務を委託することができます。採用活動の効率化や工数削減だけでなく、入社後の定着・活躍を見据えて一貫した支援ができることが大きな特徴です。
採用BPOは、企業の採用活動における業務プロセス全体を外部に委託し、効率化と質の向上を同時に実現できる手段です。煩雑な業務負担を軽減しながら、戦略的な採用計画を進めたい企業にとって有効な選択肢となるでしょう。
プレシャスパートナーズの採用BPOサービスは幅広い業務に対応し、入社後の定着・活躍まで見据えた支援が可能です。採用課題を抱えている企業こそ、今こそ採用BPOの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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