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【高卒採用】魅力が伝わる求人票作成の5つのコツ!

更新日:2023/12/21

6月1日より、高卒採用の求人票申込の受付が開始されています。
企業が「学校あっせん」のルールのなかで高校生の求人活動をするためにはハローワークの規定の求人票を準備する必要があります。しかし、フォーマットは全社同一のため、必要情報をただ記載するだけでは他社に埋もれてしまう可能性があります。

今回は、高校生や先生、保護者に魅力的に思ってもらう求人票の書き方を解説します。

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高卒採用の求人票とは?役割と目的、重要性について

高卒採用には「学校あっせん」をはじめとした特有のルールがあり、企業は学校とハローワークを通した採用活動が一般的になっています。ハローワークには規定の求人票があり、高卒採用を行う場合は規定のフォーマットに沿って記入していくことになります。
求人票はフォーマット化されているため、学校の先生は見慣れており、比較しやすいなどの利点も挙げられる一方、大卒の新卒採用で一般的な大手ナビサイトとは違い、文章だけの書類のため、高校生にとっては就職後のイメージが掴みにくかったり、同じフォーマットのため他社に埋もれてしまいやすいことがあります。
そのため、学生に魅力的に思ってもらうために求人票の書き方は工夫をすることが必要なのです。

高卒採用の求人票のキホン

高校新卒の求人票の作成は、大卒向けのナビサイトと異なり、「先生」「保護者」のことも考えて作ることが重要です。さらに、求人票を書くうえで、他社にはない自社独自の強みをアピールすることも大切ですが、わかりやすく記載することが必要です。
ここでは、高卒採用の求人票を書く心得を解説します。

【1】専門用語を避ける

一般的な横文字も、社会に出ていない高校生には理解できないことは多くあります。難しい単語や専門用語は使用せず、表現はわかりやすく、噛み砕いて高校生でも理解できるように記入しましょう。
また、高校生の就職活動は、先生の紹介で興味のある企業を絞り込むことが多く、進路には保護者の意見も影響します。なかには、一般企業に就職をしたことのない先生や、英字が苦手な人もいることを把握して文章を作成することが大切です。

【2】誤解を招く表現を使わない

高卒採用に限らず、大卒や中途採用においても労働者保護の観点から、求人票に記載できる表現にはルールがあります。「性別や年齢を限定する表現」、「受取手が不快な思いをするような、特定の人々に対する差別表現」「最低賃金以下の給与」「誇張表現」は避けなければなりません。
自社の求人票に、誤解を招く表現がないか最後まで確認する必要があります。

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高卒採用の求人票作成の5つのポイント

高卒採用の求人票の書き方は厚生労働省が発表しています。(※1)
ここでは、基本の書き方を踏まえたうえで、ポイントを解説していきます。
※1:厚生労働省 「求人申込書(高卒)の書き方のポイント」

【1】公開・非公開のチェック

求人票申込の書類の1ページ目上部に、求人区分のブロックがあり、「公開希望」という欄があります。
「事業所名を含む求人情報を公開する」にチェックを付けると「公開求人」、「求人情報を公開しない」にチェックを付けると「高卒就職情報WEB提供サービス」に掲載されない、「非公開」の求人情報となります。
「高卒就職情報WEB提供サービス」は、全国の高等学校便覧や高等学校就職問題についての検討会議結果、全国の求人情報等を提供しているサイトです。「公開求人」にすることで、直接採用活動をしていない高校からも職場見学の問い合わせや応募が来る可能性があります。

【2】職種

求人票申込の書類の1ページ目中部に、仕事内容のブロックがあり、「職種」という欄があります。
職種の伝え方は特に噛み砕いた説明をするように意識することが大切です。
具体例には、営業職は「飲食店さんに食材の仕入れを提案する営業」や、技術スタッフ「貸出ている部屋の内装の清掃」など、具体的にどんなことをする職種なのか説明を入れましょう。
営業職、事務職など、職種名のみの記載の場合、高校生や先生にとってイメージがつきにくいため注意が必要です。

【3】仕事内容

求人票申込の書類の1ページ目中部に、仕事内容のブロックがあり、「仕事の内容」という欄があります。
実際にどのような仕事をするのか、就職後のイメージが湧くように記入しましょう。
例えば、キャッチコピーで目を惹き、仕事内容は事業目的も踏まえながら一言で書いた後、就職後の具体的な仕事内容を記述、就職後の研修・教育方法を添えて、キャリアステップについて触れるといった具合に記載すると、自社の魅力を網羅的に伝えることができるでしょう。

【4】補足事項・特記事項

求人票申込の3ページ目に、選考方法のブロックがあり、「補足事項」「特記事項」という欄があります。
「補足事項」には福利厚生を書きましょう。会社で確立している福利厚生は全て箇条書きでわかりやすく記載し、自社が魅力的であることをアピールしましょう。
また、「特記事項」については、給与条件の補足等や資格手当、住宅手当、手当の詳細を書きます。手当は、会社選びの一つとなりやすいです。自社で支給している手当は、漏れなく書きましょう。

【5】研修内容

求人票申込の4ページ目に、青少年雇用情報のブロックがあり、「企業全体の職業能力の開発及び向上に関する取組の実施状況」という欄があります。
ここには、就職後の研修を書きましょう。研修やフォローがしっかりしているかは、先生がよく見ている点になります。研修を行っている企業はしっかりと記入することが重要です。

【プラスα】学生に直接アプローチできる高卒採用特化支援サービス

最近では、従来ハローワークを通した就職活動だけでなく、個人で就職活動をしている学生が増えてきています。ハローワークの求人票だけでなく、高卒採用に特化したメディアに求人票を掲載することで高卒採用の成功確率は高まると言えるでしょう。
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まとめ

魅力を伝えることができる求人票を作成することができれば、高校生からの応募が期待できます。
高校生でも求人票の内容が理解できるようかみ砕いて記載し、入社後の働くイメージを具体的に持てるように記入することが大切です。
また、求人票の表現に関するルールも把握したうえで、学生、先生、保護者が見ることを意識して記載しましょう。
さらに、高卒採用に特化したメディア「ジョブドラフト Navi」を並行して活用することで、高卒採用の成功確率が高まることに期待できます。
アプローチが難しい⾼卒採⽤ですが、ポイントを把握して採用成功を目指しましょう。

■プレシキ!SCHOOL(プレシキスクール)編集部
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