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【採用担当者必見!】主婦(夫)を採用するメリットとは?効果的な求人方法を解説

更新日:2023/11/01

近年の社会情勢の変化は目まぐるしく、“電気料金の高騰”や“消費税の引き上げ”などにより、家計を支えるために働き始める主婦(夫)が増えてきています。
同時に、政府のリスキリングの推奨などもあり、主婦(夫)の採用やキャリア形成を推し進める企業が増加傾向にあります。

今回は、企業の戦力になる主婦(夫)を採用するメリットやデメリット、効果的な求人手法を紹介します。



主婦(夫)の3つのタイプ

子育て中心タイプ

家庭に小学生〜中学生の子どもがいる場合、子育ての時間を優先できる職場を探す傾向があります。例えば、学校から帰ってくる時間(15〜16時)までの勤務時間を希望する人が多いでしょう。
特に20代~30代前半の主婦(夫)を採用ターゲットとしている場合は、まだ小さい子どもがいることを前提に採用を考える必要があります。

子育て&仕事両立タイプ

子どもが成長し、親がつきっきりで面倒を見なくて良い環境になると、専業主婦(夫)から社会復帰をする人も少なくありません。特に30代半ば~40代半ばになると、子育てと両立できる仕事を探す人の割合は増えてくるでしょう。

子育て卒業タイプ

子供が高校や大学を卒業し、ある程度自立し始めると自分の時間にゆとりができます。そのため、子育てが落ち着いた主婦(夫)層は、勤務時間や日数の希望が広がります。また、パートナーが定年退職を迎えることにより、家計を支える主婦(夫)も増えていく傾向があります。

主婦(夫)の一年間の動向

主婦(夫)を採用ターゲットとした採用活動において、子どものイベント付近では応募数の変化が顕著になることです。先述した、タイプ別の説明から読み取れるように、主婦(夫)は子供のスケジュールに合わせて仕事探しを行います。ここでは、季節ごとに動向を説明します。

【1】春

春は子どもの進級や、進学などで慌ただしいことが多く、主婦(夫)は新生活に慣れた4月中旬頃〜5月に仕事探しを始めることが予想できます。なお、主婦に限らず、この時期は年間を通して多くの求職者が動いている傾向にあるでしょう。

【2】夏

学校に通っている子どもがいる場合、夏は長期休暇がある関係で学童保育や児童館などに預けることができないため、夏休みの終わりを目処に仕事探しをスタートさせる主婦(夫)は少なくないでしょう。

【3】秋

夏休み明け〜10月中旬までが年間を通して2番目に応募のピークと言われています。運動会や発表会など、子どもの行事が多い時期である一方で、家族の転勤で急遽仕事探しを始める人も多くなるでしょう。

【4】冬

11月ごろから年末へ向けて応募数は鈍化する傾向にありますが、年明けからは回復することが一般的です。夏と同様、子どもの冬休みのスケジュールに合わせた動きとなると言えるでしょう。

主婦(夫)を採用する3つのメリット

【メリット1】社会人としてのマナーが身についている

主婦(夫)の多くは、出産や育児を経験する前に会社に所属していた経験があることが一般的です。そのため、学生のアルバイトと比べて、ビジネスマナーが身についていることが特徴と言えるでしょう。研修や指導などを行わずとも、言葉使いや所作、立ち振る舞いなどのような社会人としてのマナーを持ち合わせて、即戦力として働いてもらえる主婦(夫)は企業にとって頼もしい存在となります。

【メリット2】効率よく働いてもらえる

業務効率を考えて働くことができる点も、企業が主婦(夫)の採用をするメリットの一つでしょう。主婦(夫)は限られた時間内で家事や子どもの世話などのさまざまなタスクをこなしています。普段から時間を意識して過ごし、効率的な時間の使い方を知っている主婦(夫)だからこそ、業務効率を重視した働き方に期待ができるのです。

【メリット3】マッチすれば長期的に働いてもらえる

主婦(夫)は長期的に企業を支える戦力になる可能性があります。学生と異なり、家庭を持ち、住む場所を決めて安定した生活の基盤を築いている主婦(夫)は、育児と仕事を両立できる職場を探す傾向があります。シフトの組み方や人間関係がマッチした場合、長期勤務をしてもらえる確率も高まるしょう。

主婦(夫)を採用する2つのデメリット

【デメリット1】働ける時間が限られていることが多い

先述したように、主婦(夫)は子どものスケジュールに合わせて働いている人がほとんどです。そのため、子どもが家にいる時間帯(夜間や祝日など)に勤務することは難しいと言えるでしょう。また、パートナーの仕事との兼ね合いで勤務できない時間や曜日が生じるケースも考えられるため、それぞれの家庭の事情を考慮したシフトの作成を意識しなければなりません。

【デメリット2】家庭の事情での急なお休みが発生する場合がある

子育て中は、運動会や発表会、授業参観といったイベントはもちろん、子どもの病気などによるイレギュラーが発生しやすく、シフトが決まった後や当日での急な休みを希望される可能性があります。
企業はシフトを組む段階で、人員を多めに配置するなど、うまくまわる整えておくことが重要と言えるでしょう。

主婦(夫)の採用に効果的な求人手法

主婦(夫)の採用を成功させるためには、主婦(夫)の傾向を把握したうえで採用活動を行う必要があります。特に募集したい時間帯がある場合は、ターゲットのタイプを定めたうえで媒体選定や採用戦略を練らなければなりません。
ここでは、主婦(夫)の採用に効果的な手法を紹介します。

■「求人広告(Webサイト)」や「求人検索エンジン」の活用 

今日では、仕事探しをネット上で行うことは一般的になっています。しかし、大手求人サイトに掲載したからと言って、ターゲットが採用できるとは限りません。「しゅふJOB」といった、主婦(夫)に特化した媒体を選定することで効果を実感できる可能性が高まります。
また、“子育て中心タイプ“や“子育て&仕事両立タイプ“は、子育ての合間にネットで検索をかけて仕事を探す可能性が考えられます。そのため、自由なキーワードや条件で検索をかけることができる「Indeed」をはじめとした求人検索エンジンも有効と言えるでしょう。

【Indeed】強みや特徴、成功事例についてはコチラ!

■「折り込みチラシ」と「Webメディア」のミックス

生活の基盤をすでに築いている主婦(夫)は、自宅から近くの仕事を探す傾向にあります。そのため、地域密着型の折込チラシや大型商業施設に求人を掲載することができるサービスも有効な手法の一つと言えます。また、チラシなどの手法は、積極的に仕事探しをしていない潜在層にも求人情報を届けることができるため、Web型の求人広告では出会えない層への訴求が可能となります。「ユメックス」や「DOMO」など、紙媒体だけでなくWebサイトへも掲載を行うことができるミックス型の媒体もあるため、自社に適した媒体を選定すると良いでしょう。

【ユメックス】強みや特徴、成功事例についてはコチラ!

【DOMO】強みや特徴、成功事例についてはコチラ!

まとめ

一度組織に所属したいことがある主婦(夫)を採用することは、企業にとってメリットが多くあります。
しかし、主婦(夫)の多くは、子どものスケジュールやイベントに合わせて、仕事探しをしていることが多いことを把握して採用活動を行わなければなりません。
採用を成功させるためには、ターゲットである主婦(夫)が利用している場所で、求人を行うことがポイントです。

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