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高校訪問のキホン!よくある悩みと成功させる5つのポイントを解説

更新日:2023/11/01

高校訪問のコツ

高卒採用には「学校あっせん」をはじめとした特有のルールがあり、企業は学生へ直接アプローチすることを禁止されています。そのため、学生が就職先を選ぶ際は、学校の先生の影響がとても大きく、企業が学生を採用するためには、高校の先生へのアプローチが重要になります。

アプローチ方法は「求人票」と「高校訪問」の2つ。そのなかでも先生と直接会って話ができる高校訪問はメリットが大きいと言えるでしょう。
しかし、いざ実施をしようとしても、「訪問先の選定方法や訪問の方法がわからない」という担当者も多いのではないでしょうか?

今回は、高校訪問のよくあるお悩みと成功させる5つのポイントを解説します。

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企業が「高校訪問」を行う際のよくあるお悩み

  • 自社に適した訪問先(高校)の選定方法がわからない
  • 高校を訪問するには、いつ・どんな準備をしたら良いかわからない
  • 訪問時に何が必要かわからない


「とにかく訪問すれば良い」などと思いつきで実施したことにより、思ったような効果を得られず、失敗に終わる企業も多いのではないでしょうか。
高校訪問を成功させるためには、自社がターゲットとする高校の種類と訪問時期を把握しなくてはなりません。
しかし、高校と一口に言っても、商業高校や工業高校など種類はさまざまです。学校の種類によって特徴があり、学生の就職活動の時期も異なります。まずは自社に適した訪問先(高校)の選定の仕方や、適切な訪問時期、訪問準備の方法を把握するところから始めると良いでしょう。

高校訪問を成功させるための5つのポイント

POINT01:目標設定

高卒採用を成功させるには、まずターゲットの設定や目標採用人数を定める必要があります。人間性や性格、スキル面などから自社が求める人物像を明確にしましょう。
次に、採用目標人数から高校訪問目標数を決めていきます。高卒採用は訪問したからと言って、すぐにその効果を得られるわけではありません。1名の採用には8校回る必要があるとも言われているため、リソースを考慮した計画立てが必要です。

POINT02:訪問先(高校)の選定

高校訪問を成功させるためには、自社のターゲットとなる学生が在籍している高校を選定することが重要です。高校と一口に言っても、学校によって特徴があり、就職活動の時期も異なります。まずは自社のターゲットとなる人物像をもとに、訪問先の選定を行いましょう。
また、高校の種類や就職する学生の数によっては、就職活動の時期もばらつきがあるため、注意が必要です。訪問する高校を定めたら、次はどの時期に訪問するかなど、あらかじめ計画を立てておきましょう。

POINT03:アポイントを取る

訪問先と訪問時期をある程度定めたら、次は訪問前準備を行います。まずは訪問したい高校にアポイントを取りましょう。アポイントを取る際は、以下ポイントを押さえたうえで行うと良いでしょう。

  • アポイントは誰に取るべきか?
  • テレアポ(電話)はいつ頃すべきか?(時期や時間帯など)
  • どんなアプローチを行えば良いか?


一般的には、進路指導担当者に繋いでもらうとスムーズです。企業名、何をしている会社なのかを説明したうえで、求人票を持って挨拶に行きたい旨を伝えましょう。
また、連絡するタイミングは10時〜11時もしくは、14時〜16時ごろがおすすめです。授業などで忙しい時間帯に電話をかけると担当者につながりにくいことも多いため、学校のスケジュールも考慮したうえで連絡をすると良いでしょう。

POINT04:訪問前の準備

アポイント取りとあわせて、訪問時に自社の情報を魅力的に伝えらえるような資料を準備しましょう。高校の先生は多くの企業と接触をしているため、訪問時に自社の求人票を渡すだけでは、他社に埋もれてしまう可能性があります。
以下のような資料を準備して、自社の印象付けをすることがおすすめです。

  • 企業パンフレット
  • 採用動画
  • 職場見学案内
  • 自社の雰囲気や魅力をアピールできる資料



パンフレットや動画など、社内の雰囲気が伝わりやすい資料を準備することが大切です。新規で作成する際は、学生でも理解しやすく、自社の魅力が伝わりやすい構成、内容を意識すると良いでしょう。
また、「職場見学の案内資料」などを持参することもおすすめです。希望日を書くだけで良い状態にしておくと、先生の手間となる日程調整の負担も軽減できるかもしれません。

POINT05:訪問当日

高卒採用は「学校あっせん」や「一人一社制」などといった独自のルールが設けられているため、高校生の就職活動における先生の存在は大きいと言えます。そのため、まだ学校との関係が構築できていない企業の場合は、先生との信頼関係を構築することが最も重要です。

7月の採用情報解禁後には、多くの企業が高校訪問を開始します。訪問時に求人票を渡すだけでは先生の印象に残らず、学生を紹介してくれない可能性があるため、企業パンフレットや社内の雰囲気が伝わる動画などを持参すると良いでしょう。
また、自社の魅力が伝わるように「自社の強み」、「同業他社との差別化」、「どのような学生に入社してほしいか、どのような学生が活躍できそうか」を具体的に伝えることがポイントとなります。

まとめ

先生との関係性を構築することができる「高校訪問」は、独特のルールがある高卒採用において欠かせない活動の一つと言えます。
「先生にいかにして自社を知ってもらい、学生に紹介してもらうか」が、高卒採用を成功させるポイントです。しかし、「どの高校に、いつ、誰が、どのように訪問するのか」をあらかじめ計画立てていなければ、行き当たりばったりの採用活動となり、失敗に終わってしまうこともあるでしょう。
高校訪問の効果はすぐに出るものではありません。まずは信頼関係を築くために、事前準備を怠らず、自社の魅力が伝わるようなアプローチの仕方を工夫しましょう。

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