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【企業向け】25卒採用成功は「対面コミュニケーション」がカギ!離職させない選考を

更新日:2023/12/18

24卒、25卒の選考・採用活動がスタートしている一方で、23卒の社内研修や入社後フォローなど、常に業務に追われている採用担当者は多いのではないでしょうか。
今回は、せっかく採用した23卒には早く定着してもらうために、内定を出した学生が辞退しないように、25卒の学生を惹きつけるために、若年層のコミュニケーションにフォーカスして注意点を解説します。

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若年層にカゴライズされる23卒・24卒・25卒の特徴

【1】Z世代

1990年後半から2010年生まれの世代はZ世代と呼ばれており、今での世代とは違い「デジタルリテラシーが高い」「安定型思考を持つ」「自分らしさを重視する」などの特徴があります。働くうえで大事にする価値観も多様化しており、企業に求めることは少しずつ変化しています。
まずは、Z世代がどんなことを企業に求めているのか把握することが重要です。25卒に向けた自社の訴求はもちろん、内定者である24卒や新入社員の23卒へのコミュニケーションの改善につながるでしょう。

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【2】オンライン/リモートへの抵抗が少ない

2020年以降は新型コロナウイルスの影響もあり、学生時代をリモートで過ごした世代です。対面のコミュニケーションではなく、オンラインを通じて1対1や、1対多のコミュニケーションをとってきているため、テレワークは比較的得意な傾向があるかもしれません。 
しかし、対面でのコミュニケーションをとる機会が少なかった学生の中には、上司への話しかけ方や、会話のきっかけをつかむことにハードルを感じたり、実際に見て盗む・真似するといったことを苦手に感じる人もいるでしょう。 

早期離職の原因はミスマッチ

採用担当者にとって、せっかく入社した新卒や、若年層が早期離職することなんとしてでも防ぎたいものです。一般的に、早期離職は3つのミスマッチから生じます。

  • 仕事内容・労働条件のミスマッチ
  • 人間関係のミスマッチ
  • 職場環境・風土のミスマッチ


離職の要因として最も多いのが“人間関係のミスマッチ”です。「この人と合わないな」と感じてしまうことで、仕事にもよくない影響が出るのは必至です。
入社前のイメージと入社後の現実とのギャップが生じてしまうことで、離職リスクが高まります。
新入社員には積極的にコミュニケーションを取り、勝手にミスマッチを作らせないようにすることが重要です。

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若年層が企業に求めるコミュニケーション形態

株式会社グローバルプロデュースが23新卒に実施した調査によると、「就職先で、同僚や上司とのコミュニケーションをする上で、対面とオンラインのどちらを希望するか」と質問したところ、「対面」が48.1%、「どちらでもよい」が35.2%、「オンライン」が14.8%という結果になりました。
さらに、約半数の人が「就職先で対面の交流機会や社内イベントを積極的に行ってほしい」と回答しました。
23卒は対面でのコミュニケーションを希望する傾向が強いことが見て取れます。

対面の交流機会や社内イベントを積極的に行ってほしいと思う理由を聞いたところ、「職場の雰囲気を感じやすいから」が59.5%、「リアルならではの楽しさを経験したいから」が48.8%、「深い先輩後輩関係を築きたいから」が41.7%でした。

早期離職を防ぐために、オンライン選考が多かった23卒には、積極的に対面でOJTやコミュニケーションをとって社内定着を図ることが有効であると言えるでしょう。

24卒採用の面接は「対面形式のみ」を予定する企業が27.4%で最多

株式会社学情が企業・団体の採用担当者を対象に行った調査によると、面接の対面とオンラインの実施比率は、「対面のみ(対面:オンライン=10:0)」が前年を1.8ポイント上回り27.4%で最多に。次いで、「対面:オンライン=5:5」が24.0%で続いており、対面のみの実施へと切り替えている企業は増加傾向にあることがわかります。

また、24卒採用は23卒採用と比べて、選考段階から対面で関わる機会が多い傾向にあることがわかります。
早期離職や内定辞退を防止するために、インターンシップやカジュアル面談などを実施し、選考段階から学生と密な関係を築くことに注力が置かれている昨今において、対面コミュニケーションを重視する企業が多いのかもしれません。

25卒採用は、三省合意改正によりインターンシップの定義が変わり、「オープンカンパニー」や「キャリア教育」といったタイプ分けが行われました。24卒と比べるとインターンシップとして取り扱うことができないコンテンツでは集客が難しく接触人数が減ってしまう側面が考えられますが、集客が成功すれば本選考前から自社に興味を持った学生とより密なコミュニケーションをとる貴重な機会となるでしょう。 
25卒採用はオンラインと対面のバランスを考慮し、自社にマッチした手法で学生と人間関係を構築しやすい環境を築くことがカギと言えます。 

まとめ

オンラインでの採用活動が進む一方で、上司とのコミュニケーションは対面を希望するなど若年層の採用はデリケートな傾向があります。早期離職は入社後のギャップを抑えることで、防ぐことが可能です。
25卒の採用活動はオンラインと対面それぞれのメリット・デメリットを踏まえたうえで、採用した学生が入社後に積極的にコミュニケーションを取れるよう、自社にあった方法を策定していくことが必要です。

■プレシキ!SCHOOL(プレシキスクール)編集部
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