PAGE TOP

スキマバイトで求人するメリットとは?求人動向やデメリットを解説

更新日:2024/03/21

スキマバイトとは、長期的な雇用契約を結ぶのではなく、企業・ワーカー双方にとって都合のよい時間にマッチングして業務を行ってもらうアルバイトのことを指します。
株式会社タイミーの「物価高・値上げとスキマバイトに関する調査」によると、値上げの影響によって生活費を補填する目的で「タイミー(スキマバイト)」をしたことがある人が68.1%であることがわかりました。(※1)
自社の人材不足解消には、スキマバイトを活用することが今後有効な手段となり得ることが予想できます。

今回は、スキマバイトの概要とメリット・デメリットを解説します。
※1:株式会社タイミー「物価高・値上げとスキマバイトに関する調査結果(2023年4月版)」

アルバイト採用ならプレシャスパートナーズにお任せ!

「バイトルプラチナトップパートナー」かつ「Indeedシルバーパートナー」のプレシャスパートナーズは、完全無料で採用のご相談を承っております。
効果事例の請求や事例等お気軽にお申し付けください!

資料を請求する >



スキマバイトとは

スキマバイトとは、1日や数時間単位で雇用する短期的なアルバイトのことを指します。
企業がスキマバイトの活用を始める際は、「タイミー」や「LINEスキマニ」などのスキマバイトを集める求人サービスを活用して求人を行うことが一般的です。

短期バイトとの違い

短期バイトとは、勤務期間が3ヶ月以内のアルバイトのことを指します。短期アルバイトは1日単位のものもあれば、週末2日間やイベント、シーズンなどに合わせたものものあり、さまざまなケースで募集されることがあります。
短期バイトは、雇用期間に応じてスキマバイトと言われることもあります。
スキマバイトは企業が人材不足を解消できるだけでなく、ワーカーにとっても、短期バイトよりもっと細かく好きな日程や時間に合わせて働けるメリットがあるため、近年注目を集めています。

短時間勤務の求人動向

株式会社フロッグは、2020年1月〜2022年1月の期間を対象に「応募条件に“短時間”という文言を含む求人数」に関する調査を行いました。(※2)


調査によると2020年2月頃、応募条件に「短時間」と含まれている求人は19,065件あることがわかっています。この結果より、「短時間でも良いからワーカーを確保したい」という企業の人材不足傾向を読み取ることができます。また、2020年2月以降は、新型コロナウイルスの影響で求人数が低下していますが、徐々に回復傾向にあることがわかります。
近年では働き方が一層多様化し、政府がリスキリングを推進するなど、あらゆる人がさまざまなシーンやスタイルで働くことができるように労働環境を整備することが求められています。そのため、コロナ禍から経済復興を目指す昨今では、短時間求人は依然として増加していくことが予想されます。
※2:株式会社フロッグ「スポットバイト(スキマバイト)求人サービスとは?|注目の背景や求人動向、アプリを紹介」

企業がスキマバイトを活用するメリット

【メリット1】最短即日でマッチングができる

スキマバイトを活用するメリットの一つとして、応募開始から即日で人材を集めることが挙げられます。スキマバイトアプリの「タイミー」の場合は、24時間以内に70%以上の求人がマッチングしており、高確率でワーカーを呼ぶことが可能と言われています。

【メリット2】必要な時に、必要な人材だけを確保できる

「どうしても今の従業員数では、お店が回らない」といった場合に、ピンポイントでワーカーを募集することが可能です。急な欠員や繁忙期などに活用できるメリットがあると言えるでしょう。

【メリット3】引き抜きができる

スキマバイトでは、ワーカーの実際の働きぶりを確認できるため、良好な場合は引き抜きができるケースがあります。ワーカーの意向にもよりますが、企業にとっては、長期アルバイトや正社員として雇用できるチャンスとなるでしょう。
マッチした人材をスポットとしてではなく、採用することができるため、人材不足解消につながるかもしれません。

企業がスキマバイトを活用するデメリット

【デメリット1】当日にワーカーがキャンセルする場合がある

ワーカーが当日になってドタキャンをする可能性があります。急な欠員などのリスクを防止するためにも、事前に登録されている情報やワーカーの評価を確認して人選しましょう。
また、媒体によってはキャンセルが確認され次第、自動で募集を開始してくれるものもあります。スキマバイトを活用する際は、求人サービスの機能を確認しておくことがおすすめです。

【デメリット2】面接で事前確認ができない

スキマバイトは登録情報は事前に確認できるものの、実際に仕事をしてもらう前にワーカーと会うことができません。どのような人が来てどのような働きぶりになるかは、当日知ることになります。
例えば、通路が細い飲食店での募集に、体格の大きな人が抜擢されると小回りが効かなくなる可能性が考えられます。ある程度、事前情報でリスクがない人選ができるよう、募集条件をしっかり洗い出しておくことが重要です。

まとめ

スキマバイトは、慢性的な人材不足解消になるため企業からのニーズもあり、ワーカーも好きな時間を指定して働くことができるため、近年注目を集めています。
より詳細な時間を指定したスポットで雇用をすることができることから、突発的な欠員や繁忙期に活用する企業も多いでしょう。しかし、事前にワーカーと会うことができないリスクもあるため、注意が必要です。
上手く活用して、人材不足解消を目指しましょう!

お役立ち資料ダウンロード