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求人広告に写真を掲載する理由とは?効果的な「いい写真」を選ぶ秘訣

更新日:2023/11/01

求人広告に掲載する写真は、会社のイメージそのものを表現します。

写真は、文字だけでは伝えきれない社内の雰囲気や様子を裏付けし、働くイメージを膨らませる役割を担っているため、その役割を十分に果たせるものを掲載しなくてはなりません。

今回は求人広告に掲載する写真について詳しく解説します。
写真を掲載する理由や、求人広告における「いい写真」の特徴などを十分に押さえたうえで、効果的な写真の選び方を考えていきましょう。



求人広告に写真を掲載する理由

そもそも、どうして求人広告に写真を掲載する必要があるのでしょうか。 
理由は以下2点が挙げられます。 

  • 文字だけでは伝えきれない雰囲気を視覚的に伝えることができる
  • ミスマッチを防ぐ効果が期待できる


求人広告内に「環境が整っていて楽しい職場です」と記載があっても、求職者によって思い描くイメージは異なるでしょう。文字だけでは伝わりにくい職場の雰囲気や環境を伝えるために、写真はとても有効な要素といえます。 

また、求人広告では、年齢や国籍、性別について制限のある記載をすることは禁止されています。「女性ではなく男性を採用したい」「若い人材を希望している」「外国人ではなく日本人の応募が欲しい」など、希望を明確に打ち出せずにミスマッチした応募ばかりが集まる、というケースは少なくありません。 

例えば、20代〜30代の男性を採用したい場合、40代〜50代の社員の写真や、女性社員の写真ばかりを掲載すると、ターゲットに「自分には合っていない」と判断されてしまう可能性があります。逆に、採用したい人材と同じ年代・性別の社員の写真を掲載すると共感を得やすくなります。 

つまり、写真がもたらす視覚的効果を活用することで、文字だけでは伝わりにくい職場の雰囲気や、規定上表記できない条件を伝えることができ、採用のミスマッチを防止する効果が期待できるのです。 

求人広告における「いい写真」の特徴

では、具体的にどのような写真を掲載すれば良いのでしょうか。 
求人広告における「いい写真」の特徴を踏まえたうえで、効果的な写真の選び方を考えていきましょう。 

【特徴1】社員・スタッフの写真

求職者にとって「どんな社員やスタッフと一緒に働くのか」「どんな職場環境の中で働くのか」は気になるポイントのひとつです。その疑問に応えるためにも、人物が写っている写真を掲載することは効果的といえます。 

なお、一人で写っている写真より、集合写真の方が社員・スタッフの表情から、職場の雰囲気が伝わりやすくなるのでオススメです。 

ただし、人物写真を使用する場合には、自社の社員であったとしても本人に許可を得る必要があります。あらかじめ被写体となる社員に許可を取っておきましょう。また、写真に写っている社員が退職する場合には、写真の差し替えなどといった対応も必要となるため、覚えておきましょう。 

【特徴2】働いている様子が伝わる写真

実際に社員が仕事をしている姿の写真を掲載することで、求職者も自分が働いている姿をイメージしやすくなります。 

ただし、より効果的な写真を掲載するためには、自社のターゲット層に適した写真の選定が必要です。 
例えば、オフィスシーン一つをとっても、パソコンに向かって黙々と作業をする姿が写っている写真と、わいわいとミーティングをする姿が写っている写真では、求職者が受ける印象は異なります。業務に集中できる環境を訴求したいのか、助け合える環境を訴求したいのか、企業カラーや募集職種を基準に選ぶと良いでしょう。 

【特徴3】会社のイベント写真

社員間の結びつきや、風通しの良さなどに共感をしてもらいたい場合は、イベント開催時の写真も効果的です。 
ただし、あまりに多くイベント写真を掲載してしまうと、「プライベートな時間がとりにくのでは…?」と敬遠をする求職者も出てくるので、注意をしましょう。 

「いい写真」を撮影するためのコツ

写真は、カメラのアングルやポジションだけで被写体の印象が大きく変わります。 
「求職者にどんな印象を与えたいのか」を意識しながら、最適なアングルで写真を撮影しましょう。 

【1】正面

正面から撮った写真は、かしこまった雰囲気を出すことができます。

ただし、最もオーソドックスなアングルでもあるため、場合によっては印象に残りづらい写真となる可能性も考えられます。

【2】ローアングル(あおり)

下から見上げたアングルから撮られた写真は、上昇志向な雰囲気を演出します。

営業職や、若手社員といった元気な社員を募集する場合にもおすすめのアングルです。

【3】ハイアングル(斜め)

上から下へ向けて撮影するハイアングルの写真は、客観性を与えてくれます。

さまざまなシーンで汎用的に使え、臨場感や迫力のある写真に仕上げることも可能です。

まとめ

求人広告において、写真は会社の雰囲気やイメージを伝えるための重要な要素のひとつです。つまり、「求人広告に掲載する写真=会社のイメージそのもの」といえます。 

また、近年ではSNSなどの影響により、写真が伝えるイメージや情報を重視する傾向が強くなっていることから、適切な写真の選定が必要となりました。 
求人広告における「いい写真」を選定することで、より効果的に自社にマッチングした人材の獲得を目指しましょう。 

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